たくさんのアイデアを詰め込んだ
快適さに満ちた住まい。
三重県・津市 M様邸
2つの回遊動線を活用した利便性の高い間取りに
回遊動線を活かした間取りにしたい。シアタールームがほしい。個室もほしいし、庭ではバーベキューを楽しみたい。おふたりの家づくりは、そんなさまざまな思いからスタートした。
当初は漠然としていた理想の住まい。しかし、担当者からモデルハウスや参考事例の紹介を受けるなかで、少しずつイメージを具体化していった。
「思い描いていたものに近い家を見せていただけたので、とてもわかりやすく、いろいろと参考にしながらイメージを膨らませることができました」とご主人。
外観はグレーを基調とし、軒天や外壁の一部に木目を取り入れることで、温かみを感じるモダンな佇まいに仕上げた。ゆとりある敷地には、5台分の駐車スペースを確保。深く張り出した軒は、雨の日でも車から玄関まで濡れにくく、日々の暮らしに快適さをもたらしている。
玄関からの動線は、あえて2つ用意した。ひとつは家族が使う生活動線。もうひとつは、リビングへスムーズに案内できる来客用の動線だ。ライフスタイルや家事効率を考慮しながら、人の流れが自然につながる間取りを目指した。
モダンな外観とは対照的に、室内は白を基調としたナチュラルな空間に。床には木の風合いを感じられる明るい色合いを採用し、やさしい雰囲気を演出している。南面に設けた大きな窓からはたっぷりと光が差し込み、LDK全体を明るく包み込む。
リビングとキッチン、和室の間には大きな仕切りを設けず、実際の面積以上の広がりを感じられる空間構成とした。リビングには化粧梁をあらわし、一部を折り上げ天井とすることで、より一層の開放感を演出している。
奥に設けた和室は、普段は客間としても利用できる落ち着きのある空間。リビングとは対照的に、あえて光量を抑えた設計としている。吊り下げ扉を閉めれば暗室となり、プライベートシアターへと様変わり。約180cm幅のスクリーンや、角度を自在に調整できるプロジェクターにもこだわり、畳に寝転びながら映画鑑賞を楽しんでいる。週末には、おふたりにとって特別な時間が流れる場所となっている。
奥さまこだわりのキッチンには、カウンターとしても使えるワイドなシステムキッチンを採用した。ダイニングテーブルを横並びに配置したことで、配膳や片付けの負担も軽減。家事効率にも配慮した設計となっている。
「和室とリビングをつなげて広さを出したい。キッチンとダイニングの移動をできるだけ少なくしたい。コンセントは多めに設けてほしいなど、本当に細かなところまでお願いしました」と奥さま。
「ダイニングの椅子に座って外を眺めていると、とても落ち着くんです」と、穏やかな表情で話してくれた。
庭には家庭菜園スペースも設けた。おふたりの理想をかたちにした住まいで、これからも心豊かな暮らしが紡がれていくことだろう。