万が一の被害を抑える火災対策。
長く安心して生活するために意識しておきたいのが、火災に対する備えです。
万が一の火災時でも被害を最小限に抑えるために、さまざまな対策を施しています。
住まいの耐火性を高めるために、次のような視点で対策を行っています。隣家から火が出た時でも燃え移りにくいこと。そして万が一火が出ても建物内での延焼を遅らせ、さらに建物の外に火が出にくいこと。中でも火の通り道となる部位で火の燃え広がりを防止するのが、ファイヤーストップです。プラスターボードによって壁内部と天井内部を遮断し、延焼を防ぎます。こうした対策によって、火災時でも避難時間を十分に確保できる性能があることが認められています。
「木材は火に強い」という事実を証明するために行ったのが、実際の木材での燃焼実験です。表面は焼けていますが、形成された炭化層が酸素を遮断し、内部には火が届いていないことが分かります。
木材と鉄を燃やした時の強度の変化を表したのが、左のグラフです。鉄はそれ自体燃えませんが、温度が上がるにつれて急速に強度を失います。一方、木材は中心部分に火が達するまでに時間がかかり、強度の低下もゆるやかです。
出典:「木材利用啓発推進調査事業報告書(温度編)」(1990)(一財)日本木材総合情報センター
「省令準耐火構造」の住宅とは、防火性能を備えた構造として住宅金融支援機構が定める基準に適合した住宅のこと。火災保険料が約50%も低減できるというメリットがあります。火災保険料を決める構造区分には、T構造(耐火構造)とH構造(非耐火構造)があり、建物の構造によって保険料が変わります。そのうち三交ホームが該当する「省令準耐火構造」はT構造に分類。木造でありながら鉄骨造などと同ランクに当てはまります。また地震保険に約40%割安で加入できる点も、省令準耐火構造の大きなメリットです。
【試算内容】2022年12月1日現在 ●保険対象所在地:三重県 ●建物構造:T構造 ●延床面積:120㎡ ●保険期間:5年(保険料は一括前払いの場合) ●建物評価額:2,500万円 ●試算保険会社:あいおいニッセイ同和損保 ※上記保険料:地震保険・家財保険は含まれていません。
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