外断熱の性能を支える断熱部材。
三交ホームがおすすめする断熱材は、断熱性に優れた「フェノールフォーム」。
グラスウールなどの繊維系断熱材とは異なる構造をもった素材です。
フェノールフォームの熱伝導率は0.022W/m・K以下で、性能区分において最高のFランクに該当します。一般的に使用されているグラスウール(A-2ランク)の熱伝導率と比べると、2倍以上の断熱性能であることが分かります。
内断熱工法で多く使われるグラスウールと三交ホームが採用するフェノールフォームを水槽に入れると、沈みやすさの差は歴然。湿気の通しにくさを表す「透湿抵抗」はグラスウールやロックウールの約28倍以上です。水や水蒸気などの湿気の浸透に対する抵抗が強く結露しにくい素材といえます。
屋根材と屋根遮熱パネルの間に通気スペースを設けるのが、「屋根遮熱通気工法」です。太陽の熱による室温の上昇を抑えるとともに、屋根内部の結露や木材の劣化を防いでいます。
夏の日中、屋根の表面温度は70℃を超えることもあります。その熱気を遮るために施工しているのが、屋根遮熱パネルです。
室内側に熱伝導率の低い樹脂形材、室外側に耐候性・耐久性に優れたアルミ形材を使用。異なる2つの素材の特長を活かした複合構造により、高い断熱性を実現しています。樹脂の熱伝導率はアルミの約1000分の1。外気温の影響を受けにくく、省エネ化に貢献します。
アルミ樹脂複合サッシが結露の防止にも効果を発揮。窓の表面や枠、障子に結露が生まれにくく、クロスやカーテンの汚れも抑えることができます。カビやダニの発生を防ぎ、構造を長持ちさせる上でも大きな役割を果たします。
一般的な複層ガラスの約1.5倍の断熱効果を発揮する、遮熱高断熱複層ガラスを採用。特殊金属膜(Low-E膜)のはたらきによって夏場の紫外線をカットし、冬場の熱の損失も防ぎます。熱伝導率が低いアルゴンガスを中空層に注入することにより、断熱性能がさらに15%アップしています。
室内温度20℃、室外温度マイナス10℃という条件での実験。遮熱高断熱複層ガラスを使用した窓は、一般複層ガラスに比べて断熱効果が高いことが分かります。
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