地域と建てる、産地に根付く木の住まい。
その地で育った木は、その地の気候風土にもっとも適した建材です。木は伐採・加工後も生きて呼吸を続けるので、産地との環境差が激しい場所では、年月を経るうちに寸法に狂いが生じやすくなりますが、地元産の木ならそのような心配がなく、丈夫で長持ちします。だから、私たちはプレシアの建材に地元「三重県大台町」産の良質な木材を選ぶことに決めたのです。
各素材の重さ当たりの強度比較(比強度)
出典:「木材利用啓発推進調査事業報告書/衝撃編」(1989)をもとに作図(一財)日本木材総合情報センター
同じ重量の素材で強さを比較すると、木は鉄やコンクリートの数倍の強さを持っています。また、地震による揺れの力は建物の重さに比例して強くなるので、重量の軽い木の家は他の素材と比べて揺れが小さく、優れた柔軟性で揺れを分散し、建物の倒壊を防いでくれます。
木は他の素材に比べて高い断熱性と蓄熱性を備えています。そのため木の家は外気温の影響を受けにくく、内部の熱を外に逃しにくいので、室内の温度が一定に保たれ、「冬暖かく、夏涼しい」一年中快適で心地よい暮らしが期待できます。
よく木造住宅の寿命は30年と言われますが、これは純粋な耐久年数から計算した年数ではなく、最近の研究では平均寿命は65年説が有力です。木の家は腐食と蟻害を防止することで高い耐久性を発揮します。
木を最大限に活かした、地震に強い工法。
プレシアの耐震性は、住宅品質確保促進法の中の「住宅性能表示制度」において、最高ランクの「等級3」に該当※1します。耐震等級3とは、数百年に一度発生する地震(震度6強から7程度)の1.5倍の力でも倒壊せず、数十年に一度の地震(震度5強程度)の1.5倍の力でも損傷しない強さを示すものです。
※1.プレシアは「長期優良住宅」認定の上施工致しておりますが、「耐震等級3相当」はあくまで「自社評価」によるものであり、外部機関による証明書は発行されません。予めご留意ください。また、一部「耐震等級2相当」の住戸がございます。
熊本地震で倒壊した家屋の多くが瓦屋根だったように、屋根の重量は耐震に大きく関わってきます。また、耐震改修工事において「重い屋根を軽い屋根に変える」改修が補助金対象※2として認められていることからも、屋根重量の重要性がわかります。プレシアは軽量で高耐久の屋根材を採用し、さらに耐震性を高めています。
※2. 補助金対象工事には各自治体の条件がございます。 ※詳しくは担当者までご確認ください。
一年中快適で、健康に良い環境を実現。
グラスウールの2倍の断熱性能!充填断熱発泡ウレタンを標準採用
強力な自己接着力で建物と一体化する発泡ウレタンが、気密・断熱性を高次元で実現。99%が空気で出来ているため、長期に亘り断熱性能が落ちることがありません。また、気密化により外部の騒音をシャットダウンし、優れた遮音効果を発揮します。
実際の建物で遮音性能の高さを実証
屋外から屋内への遮音性能を測定したところ、窓を開けた時に入ってくる音が80dBだったのに対し、窓を閉めた状態では40dBに低減されることがわかりました。優れた遮音性能の理由は、建物全体の気密性能の高さです。空気の振動を遮断することによって、音の伝わりを大幅に抑えることができます。
熱の流出入を防ぐアルゴンガス入り遮熱高断熱複層ガラス(Low-Eガラス)
一般的な複層ガラスの約1.5倍の断熱効果を発揮する、遮熱高断熱複層ガラスを採用。特殊金属膜(Low-E膜)により夏場の紫外線をカットし、冬場の熱の損失も防ぎます。
家中で、熱の出入りがいちばん激しいのは「窓」!
壁や床、天井までしっかり断熱しても、熱の出入りがいちばん激しい「窓」の断熱対策がおろそかになっては「高気密・高断熱」の家は実現できません。
確かな品質で、すべての家に安心を。
長期優良住宅とは、2009年に施行された「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」に定められた基準をクリアした住宅です。
認定には、劣化対策や耐震性など多数の項目で基準値を超える必要があり、良い住宅を建てるためのひとつの目安になります。プレシアはすべてこの認定基準をクリアできる仕様になっています。また、長期優良住宅はさまざまな減税優遇を受けられるメリットもあります。
すべての家の品質を高めるために、1邸1邸をくまなくチェック。
基礎検査:配筋
建物の基礎強度を左右する配筋検査です。ミリ単位で指定されたピッチ(間隔)、水平レベル、密着度合いなど、配筋だけでさまざまな検査項目があります。
基礎検査:型枠
基礎のコンクリートを流し込むための型枠の検査です。鉄筋やアンカーボルト、ホールダウン金物と型枠の距離を示す“かぶり厚”が十分確保されているか、設計通りの位置・本数か、埋め込みの深さは良いかなどを確認・検査します。
基礎検査:出来形
出来上がった基礎について、設計図書などに基づいてきちんと施工されているかの検査です。全長の確認や立ち上がり高さ、基礎天端の水平、位置レベル、アンカーボルト、ホールダウン金物の位置などを検査します。
上棟検査:構造体の出来形
上棟時、構造体が設計図通りに組まれているかの検査です。柱ごとに検査員が水平器を当てて、柱の配置や面の揃いなど細かくチェックしていきます。
造作検査
造作工事完了時の検査です。内部造作工事におけるプラスターボードの隙間、段差などの検査や、内部建具の垂直・水平のチェックなどの施工状況を確認します。
竣工検査
施工の出来栄えを確認する最終項目です。扉や引き出しの開閉具合から、付属品のチェック、全体の汚れ、傷など、厳しく検査していきます。
外構検査
アプローチタイルの浮きやズレ、ブロック塀や門扉、ポストの施工チェックや土の締まり具合、植栽のバランスなど、建物だけでなく外構もしっかり検査します。
住んでからも安心のサポート体制。
すぐに駆けつけられる距離だから安心、
ご入居後もスピーディ&細やかに対応
地元企業のフットワークを活かし、いつまでも快適に暮らしていただけるよう、プレシアはお引き渡し後も三交不動産が万全の体制でアフターサービスを行います。
万が一の時も安心、
プレシアは安心の10年保証
お引き渡しから10年間、雨漏りや基本構造部分(左記構造図参照)に問題が発生した場合、その費用を保証しています。万が一、三交不動産が事業を継続できなくなった場合でも、第三者専門機関により保証が継続されるので安心です。
[ 三交不動産の10年保証対象 ]
※対象期間:お引渡しから10年間 ※対象条件:当社による定期点検を実施した物件に限らせていただきます。※詳しくは係員にお尋ねください。
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