築100年以上の趣のある建物。
当時から残る品々と相まり、さながら歴史資料館に。
外国からのお友達も多いT様。なるべく風合いを損なわないように、快適性と耐久性をアップさせるリノベーションが今回のご要望でした。
リフォームポイント
DATA
大規模な間取りの変更はありませんが、狭かった洗面所・浴室を少し広げ、洗濯機も屋内に設置できるようになりました。
階段箪笥が歴史を感じる和室は畳からフロア仕上げに変更して、今後は皆が集まるリビングとして利用。
傷んでいた床を張替え。隣接するお風呂スペースも使いやすい広さになっています。
食器洗い乾燥機やタッチレス水栓など、家事が楽に・楽しくなるシステムキッチンに。
玄関横の応接間は、他の部屋とは少し違うテイストの床材に。
脱衣スペースを広げ使いやすく快適に。
動きの悪かった勝手口木製建具を新調。これから新たな経年変化を楽しみに。
元々この風合いが気に入って購入を決めたお家だったので、そこもしっかり残しつつ、便利な設備や生活スタイルに合わせた床材など、暮らしやすそうなリフォームができて良かったです。
これからは自分たちでもコツコツDIYを楽しんでいきたいです。
建物自体が歴史のある日本家屋なので、今ではなかなかお目にかかれないような立派な構造材が使われていたりして、個人的にも施主様の『この家だから住みたいんです』というお気持ちが良くわかりました。
なにぶん築年数100年以上の建物ですから、部分的に白蟻被害や老朽している個所もあり、そういった所のメンテナンスも意識したご提案を心がけました。
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