Healthcare Management健康経営の取り組み

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三交不動産では、従業員が心身ともに健康に働ける環境が大切であると考え、様々な取り組みをしてまいりました。
2022年度に「三重交通グループ健康経営宣言」が制定されたことを受け、「健康経営」というキーワードのもと、従業員一人ひとりが健康で活き活きと働ける環境のさらなる充実を目指し、お客様の豊かな暮らしと地域社会の発展に貢献してまいります。

三重交通グループは、従業員の健康が、安心・安全なサービスを提供するための基盤となり、基本理念である「お客さまの豊かな暮らしと地域社会の発展への貢献」に繋がると考えています。

健康経営優良法人認定取得

当社は2025年3月、特に優良な健康経営を実践している法人として、2年連続で「健康経営優良法人(大規模法人部門)」に認定されました。
当社では、「すべての従業員が身体的にも精神的にもいきいきと働ける会社づくり」が、生産性の向上、企業価値の向上、ひいては地域社会への貢献につながると考え、健康経営に取り組んでいます。
今後も、健康経営推進委員会を中心に幅広く声を集め、従業員とともに「健康経営」の更なる発展を目指してまいります。
さらに、2024年に開業した賃貸オフィスビル「第2名古屋三交ビル」において「CASBEE-スマートウェルネス認証」の最高位であるSランクを取得するなど、従業員のみならずご入居いただくワーカーなど、取引先の皆様の快適性・健康にも寄与する取り組みを推進してまいります。

健康経営推進体制

幅広い立場から健康に関する現状と課題を共有するために「健康経営推進委員会」を組織し、従業員の参画・行動変容を促すような全社的取り組みとして推進いたします。
責任者は各関係組織及び社内関係部署から選出した委員から健康経営に関する意見を集約し、経営に反映させます。

産業保健体制

経営層と従業員代表が参加する衛生委員会を軸に、産業医・健康保険組合と連携し、健康セミナーやイベントの実施など従業員の健康増進に取り組んでいます。
また、人事課の衛生関係担当者を窓口とし、産業医・保健師への相談体制を整備しています。

健康経営戦略について

当社における健康経営で解決したい経営課題を「風通しの良い職場づくり」「心身の健康の維持・増進」と設定しました。
健康経営戦略マップに基づき、今後目指したい姿と健康関連施策とのつながりを見える化し、各種取り組み状況の指標・目標を設定し、心身共に健康でいきいきと働ける職場環境を醸成し、従業員一人ひとりのモチベーション向上・組織の活性化を目指す取り組みを進めてまいります。
従業員の健康支援を継続的に実施していくことで、ワークエンゲージメントの向上につながることを期待しております。
なお、健康経営戦略マップは健康経営推進委員会(労働組合、技術委員会、衛生委員会、産業医、三重交通健康保険組合、保健師)にて協議を重ねた後、経営推進会議に諮り、策定いたしました。

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従業員の健康への取り組み

健康増進のための投資
  1. 健康診断
    • 短時間労働者を含む全従業員を対象に実施
    • 再検査対象となった従業員に再検査受診を義務化し、再検査受診にかかる費用全額を補助
    • 健康保険組合の保健師による健康相談会を実施
  2. 人間ドック
    • 健康保険組合が行う人間ドックの費用補助に加え、当社独自で補助を上乗せ
  3. 感染症予防
    • インフルエンザ予防接種における職域接種機会の提供・予防接種全額補助(健康保険組合の補助を含む)を実施
  4. 食生活改善
    • 職場環境の充実と従業員の欠食対策を図るため、軽食やお菓子を手軽に購入できるよう、置き型軽食販売サービスを導入
  5. 社内レクリエーション・懇親会費用補助
    • 社員間コミュニケーションを促進するとともに、リフレッシュできる機会を提供するため当社社員が5名以上集まる活動に対して、費用補助を行う。
ワークライフバランスの実現
  1. 年休の取得推進
    • 年休を計画的に取得できるよう、期首に従業員一人ひとりが「年休カレンダー」を作成
    • 入社から5年毎に年休を5日連続以上取得することで報奨金を受け取ることができる「チャレンジ5」を導入
  2. 時間外労働の「見える化」
    • 時間外労働の状況を「見える化」するマンスリーレポートを毎月配信し、経営層はもちろん従業員一人ひとりが状況を確認できる環境を整備
    • 36協定において60時間以上の時間外労働が発生した場合に医師による面接指導を実施することと定め、従業員の不調を早期発見できる環境を整備
  3. 男性育休の取得促進
    • 配偶者の出産時に取得できる休暇制度を整備
    • 対象者への制度説明に加え、対象者の上司に対しても個別に制度説明を実施
  4. 従業員の実態調査
    • 治療、不妊治療、介護、育児と仕事の両立などについてのアンケートを実施し、実態を把握
    • 役員/管理職/労働組合執行部へヒアリングやアンケート調査を実施し、健康経営で解決したい課題について把握
ヘルスリテラシーの向上
  1. 研修の実施
    • 新入社員研修に保健師による健康セミナーを実施
    • 管理職を対象としたメンタルヘルス(ラインケア)研修を実施
    • ヘルスケア、フィットネス、メンタルヘルスなど様々なプログラムを学ぶことができるeラーニングプログラムを提供
  2. 情報発信
    • 社内イントラネット上に健康に関する情報を集約したサイトを公開
    • 衛生委員会より健康に関連するテーマで情報を毎月発信
  3. 健康イベントへの参加・実施
    • 健康診断に合わせ生活習慣病に関する健康測定イベントを開催
    • グループ会社で実施される、ウォーキングイベントやソフトバレーボール大会への参加
    • インストラクターや講師を招き健康セミナーを実施

ソフトバレーボール大会

健康セミナー

健康測定イベント

健康経営に関する各指標

2020年度 2021年度 2022年度 2023年度 2024年度
ストレスチェック受検率(%) 89.5 90.3 95.2 97.5 95.1
健康測定イベント参加率(%) - - - - 69.2
ウォーキングイベント参加率(%) - - - - 38.3
年休取得率(%) 49.3 54.1 62.3 67.6 67.4
月平均残業時間(時間/月) 11.22 11.3 10.37 11.57 12.27
喫煙率(%) 25.2 24.1 22.1 22.1 22.4

健康経営における目標値

健康診断・再検査の受診は疾病の早期発見や予防のために重要であると位置づけ取り組みを行っています

2020年度 2021年度 2022年度 2023年度 2024年度
健康診断受診率(%) 100 100 100 100 100
有所見率(%) 65.1 67.6 65.4 62.1 65.2
再検査受診率※(%) 86.1 79.1 74.2 92.6 95.5

※再検査受診率最終目標値90%以上(2025年度)

ワークエンゲージメント

2020年度 2021年度 2022年度 2023年度 2024年度
ワークエンゲージメント(%) - - - 58.3 58.6

※ワークエンゲージメント最終目標値:63.5%(2028年度)
※ストレスチェックにおける「仕事をしていると、活力がみなぎるように感じる」「自分の仕事を誇りに感じる」という問いに対し、各回答(「そうだ」「まあそうだ」「ややちがう」「ちがう」)の中から、肯定的な回答(「そうだ」「まあそうだ」)を選択した従業員の比率