第10回コラム / 快眠できる寝室づくり「心と身体を休める大切な空間」

   家の中で1番長い時間を過ごす部屋はどこですか。
多くの方はリビングではなく寝室ではないでしょうか。寝室は、心と身体を休めるためにとても大切な場所。
リラックスでき、しっかり眠れる空間にしてみませんか。
   まず大切なのは雰囲気づくり。落ち着いた空間にすることです。イメージしやすいのはホテルの部屋。リラックスしやすい明度や彩度を抑えた色合いのもので統一されています。旅行などで泊まって気に入った部屋は自分に合っているかもしれません。参考にするのも良いですね。

安眠できるカラーコーディネートとしては、ブルー・グリーン・イエローといった色調でまとめられた寝室を使う人は睡眠時間が長いと言われています。ブルーは自然と眠りを誘う色として知られており、さらに気持ちを静める効果も高いので最適の色と言えます。他にも、ベージュやブラウンなどの落ち着いた色や、目の疲れを癒してくれるグリーンなども良いでしょう。

   部屋の中に、何種類も色があると落ち着きません。インテリアの色は3色程度で組み合せるようにしましょう。

   照明は光源が直接目に入らない間接照明がおすすめです。就寝前にあまり強い光を浴びたりすると、脳が活性化してしまい、うまく寝付けなくなるので、白っぽい蛍光灯で明るく照らすよりは、電球色の温かみのある光を使った方がリラックスできます。

   また、「光の調整」も大切です。夕食後は部屋の照明を次第に暗くしていき、寝室に移ったあとは月明かり程度の暗さ(物の形がおぼろげに見える程度の20~30ルクス)にすると、快い睡眠を得やすくなります。

   朝スッキリと目を覚ますためには、カーテンを少し開けたり光を通す素材のカーテンを使用したりすると良いでしょう。朝の光が入るようにしておくと、漏れてくる光や、カーテンから透けてくる光でも相当明るく、 身体を覚醒させる作用があり、寝起きが良くなります。就寝前に部屋を真っ暗にしたい人は起床時刻前にタイマーで明かりが点くように設定しておくこともおすすめです。

家の中で1番長い時間を過ごす寝室。
快眠は心も身体も健やかに保つ重要なポイントです。一日の疲れを次の日に持ち越さないためにも、自分に合った快適な寝室環境を整えてみてはいかがでしょうか。

COLUMN ARCHIVES

Praiseが考える「美しいもの」とは…
「美しい」という基準は人それぞれです。モノ、絵画、写真などに込められた笑顔や風景など世界には美しいものが溢れています。しかしながら、そのどれもが、すべての人に美しいと評される事はありません。Praiseが考える「美しい」とは、より多くの人が心穏やかに素敵だと共感できるものだと思います。Praiseの伝えたい「美しい」が多くの皆様に共感していただけたら幸いです。

page TOP