MAINTENANCE GUIDEメンテナンスガイド

快適な住まい

地震が発生したら…

マンションでは相当の揺れを感じますが、大地震に備えた設計がなされています。むしろ恐いのは、家具等の転倒や棚等からの落下物によるケガ、さらに火災等の二次災害です。

【家の中にいた場合】
●とにかく頭をしっかりガードすることが重要です。丈夫なテーブルの下に素早く逃げ込み、落下物から身を守ってください。
●テーブルがない場合、冷蔵庫や背の高い家具等、転倒・落下の危険性がある物から遠ざかり、座布団等で頭を保護しましょう。

【火の始末も適切に】
●二次災害で恐ろしいのは火災です。身の安全を確保した後にガス栓・器具栓を閉めて火の始末をしてください。
●電熱器やストーブを使用している場合、揺れがおさまったらただちに消しましょう。
●避難する際は、ガスの元栓を閉め、ブレーカーも切ってください。
●万が一出火した場合、ご家族やご近所と協力して素早い初期消火に努めましょう。

【揺れがおさまったら】
●揺れがおさまってもすぐに飛び出さないのが原則。落ち着いて周囲の状況を確認し、スムーズに行動しましょう。
●むやみに室内を移動するのも危険です。ガラスの破片や家具の転倒に十分注意してください。
●地震によりガスのマイコンメーターが作動し、一時的にガスの供給が遮断されることがあります。

注意しましょう

●マンション内や地域の防災訓練等は日頃から積極的に参加し、緊急時の行動力を身につけておきましょう。
●大地震に備え、普段から家族で以下のようなことを話し合い、分担を決めておきましょう。
・家の中でいちばん安全な場所を覚える
・救急医療品や消火器の点検を行う
・幼児やお年寄りの避難を誰が指揮するか
・避難場所・経路の確認
・避難時に持ち出す物の分担
・非常持ち出し袋の内容と置き場所の確認
●ガラスの飛散や落下物の散乱に備え、スリッパ等の履物を用意しておきましょう。
●消火器などを身近に用意しておきましょう。
●火事は事前にくい止めましょう。グラッときたら火の始末。火が出たら初期消火。
●家具等は市販の転倒防止器具で固定しておきましょう。また、棚等から落ちそうな物がないか、確認しておきましょう。

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